こんなこと人には言えないので、ここに書いてみますが…
◆ あの人のご両親は家庭菜園をしているので、よく野菜や果物を送ってこられます。その量がまー半端ないです。だいたい週1〜10日くらいなんだけど、この間は白菜2コ、なすび20本、ほうれん草3わ、あと大根・にんじんが各5〜6本、キャベツ、ピーマン、ブロッコリー…
なんかもうさ、消化できないわけです。冷蔵庫にも入らない。そしてどんどん腐っていく。私も冷凍したりレシピを検索したり努力はしてるけど、料理が特別得意なわけでもない。冷凍したり下湯でしたり、保存に対する手間、ストレス。そんなんやったら、自分が今日作る料理の材料をその都度いる分だけ買ってきたい。あと、「今どうしてもカレーが食べたい!」みたいな時もあって、使わない日もあったりして…
でも、孫に食べさせたい、新鮮なものをなるべくたくさん、っていう気持ちも分かります。だから辛くて。
なんていうか、食べ物を粗末にしている感が否めない。そんな自分がイヤ。
で、それとなくあの人にもいうわけですよ。「またアンタんちから、野菜きたよー」とか。暗に(また来たよ?量がすごいよ?それとなく遠慮しない?)と思ってるわけですが、それも悪口になるしさ。言えない。そしたらあの人は「あーそう」みたいな。興味なし。←仕事一筋、家や親のことは私まかせなんで
一度、義実家に行ったとき、「これ持って帰り〜」って大根20本、さつまいも30本、じゃがいもはもー数えられないくらいもらったんです。(私はすごい勢いで断ったけど)そしたらあの人、「すごいやん!食費すごい助かるやん!」って。
それ聞いてハァ??と思ったもん(苦笑)アンタ、私の苦しみ分かってんのか?って。
大根こんなにどうすんの?自分、料理作ってみろよって。
◆あとね、柿問題ね。
これは、野菜とともにいつも柿が20コくらい入ってるわけです。だけど、うちで柿を食べるのは小春だけ。あの人・私・小夏っちゃんは柿が好きではないんですな。そしてまたその柿も自家製だから固くておいしくないんだな…
小春は一生懸命1日1コって決めて食べてます。「せっかくおじいちゃんおばあちゃんが送ってくれたんだから」って。でも、おいしくない。そして量もやっと減ったかなって頃にまたドーンと柿が届く。
さすがにかわいそうになってあの人に言ったんですね。
「誰も食べないし、小春だけ食べてるけど量が多いし、もう送らなくていいって言って?」
「うーん…(言いたくなさそう)近所の人に配ったら?」
「あのさ、そんなにおいしくないんよ。…じゃあアンタ、会社の人に配ったら?(できないでしょ?私もそうだよ)」
ってここまで言ったら黙ったけどね。で、自分は言わないの。自分の両親なのに。
だから、角が立つのを承知で、私は言ったんです。小春だけしか食べないんで、もう結構ですって。そしたら…
「小春ちゃんへ」って名指しで柿がまた届いて。あーダメダこりゃって思ったよ。
さすがの小春も「…私、言うわ。おじいちゃん達に。そんな柿ばっかり食べられへん」って。
電話で断ってたけど、すごく辛そうでした。私もそう。よくわかるよ。人の好意を断るって辛いよね。
◆あとはうちの両親。
こちらは、賞味期限が切れてるお菓子なんかを送ってくる。封が開いてるものとか。あと体によさそうな(あまり子どもが喜ばなさそうな)変なお菓子とか。バザーやフリマで買った安い服を送ってくるけど、趣味が合わなくて、絶対着ないとか…
こっちはまだ楽。自分の両親なんで、「ちょっと、期限切れやったよ」とかガンガン言ってます。言ってるけど、こっちも心が痛みます。きっと私や子ども達が好きだろうなぁ、似合うだろうなぁって思ってるんだろうし。
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で、結論。
「受け取ることが親孝行」 これです。
受け取ってお礼を言って、その後はこっちの勝手だから、努力して消費して、食べて、これはいる・いらないを仕分けして処分。これしかないと思いました。
もちろん、「ちょっと、苦手かも〜」とか「こんなのなかったから、嬉しいです」とか、はっきり言うようにしようと思って。もう、いい嫁キャンペーンしてたら、毎日暗いもん。あの人が言わないんだったら、私が言うしかない、と思います。
はー。すっきりした。いろんな関係を全部が全部、潤滑にするのも疲れる。
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